【亜州ビジネス編集部】国営電力テナガ・ナショナル（TNB）は、ベルギーを本拠とする高電圧送電システムオペレーターのエリア・グループと再生可能エネルギー関連分野で協力することで覚書を交わした。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが伝えた。
　電源に占める再生可能エネルギーの割合が高まる中、送電網を安定運用するための技術協力や情報交換、視察、人材育成などを行う。
　エリアはベルギーとドイツで主に送電網を構築し、3000万件の顧客にサービスを提供。自社で整備した総延長1万9000キロメートルの送電網に接続する再生可能エネルギー発電所の出力は計4万5000メガワット（MW）に上る。TNBはエリアの信頼度が極めて高いとし、協力を決めた。


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