ニュース 2021/05/23 23:59
マレーシア:4月CPIは4.7%上昇、3カ月連続プラス
経済・統計 インフレ率 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局は21日、2021年4月の消費者物価指数(CPI、2010年=100)が123.1となり、前年同月から4.7%上昇したと発表した。前年同月を上回るのは3カ月連続で、伸び率は前月の1.7%から加速。前年同月に原油の値下がりで大幅なマイナスだった反動があり、17年3月以来の高い伸びとなった。生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数の上昇率は0.7%で、前月から横ばいだった。
項目別では12品目のうち10品目がプラス。最も伸びが高かったのは運輸の27.0%で、これに住居・水道光熱費が3.1%で続いた。通信は横ばい。唯一下がったのは衣服・履物でマイナス0.4%だった。
CPIは前月比で0.2%上昇。最も伸びたのは食品・非アルコール飲料と家具・家庭用品の0.3%だった。
マレーシア中央銀行は、21年通期のCPIが前年比で2.5%上昇すると予測。原油の値上がりが指数を押し上げるとみている。20年通期は1.2%の下落だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
項目別では12品目のうち10品目がプラス。最も伸びが高かったのは運輸の27.0%で、これに住居・水道光熱費が3.1%で続いた。通信は横ばい。唯一下がったのは衣服・履物でマイナス0.4%だった。
CPIは前月比で0.2%上昇。最も伸びたのは食品・非アルコール飲料と家具・家庭用品の0.3%だった。
マレーシア中央銀行は、21年通期のCPIが前年比で2.5%上昇すると予測。原油の値上がりが指数を押し上げるとみている。20年通期は1.2%の下落だった。
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