【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局が発表した2022年第3四半期のビジネス信頼感指数（CI）は、プラス4.7だった。プラスは3四半期連続。前四半期のプラス3.5から上昇した。

　指数はプラス幅が大きいほど「業況好転」を予測する企業が多いことを示す。産業分野別では、全4分野のうち2部門がプラスで、サービス業がプラス13.6、製造業がプラス6.6だった。一方、建設業はマイナス24.9で、前四半期に続く20％超のマイナス。卸小売業はマイナス5.8で、前月のプラス15.5％からマイナス転落した。

　一方、第3四半期の売上高の見通しは、「増収」を予測する企業が全体の33.7％を占め、「減収」（25.9％）を上回った。従業員数の見通しは「増加」が20.9％、「減少」が9.5％だった。


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