【亜州ビジネス編集部】航空機部品メーカーの英GKNエアロスペースは、1億6000万リンギ（約50億円）を投じ、ジョホール州に航空エンジン部品の修理工場を建設した。アジア事業を長期的に成長させる戦略の一環。
　工業団地「ヌサジャヤ・テックパーク」の敷地内に建設した。米カリフォルニア州にある修理工場を補完する位置づけで、主にアジア太平洋地域の需要に対応する。現在は90人体制で修理業務を行っており、来年には150人、5年以内に300人に増やす。
　航空機や誘導ミサイル、ロケットエンジンの開発・製造や修理を手がける。アジアにはマレーシアのほか、中国、インド、トルコに7工場を持つ予定で、これらすべてが稼働すれば、全体の人員に占めるアジアの割合は15％になるとしている。


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