ニュース 2021/10/17 20:59
マレーシア:BASFペトロナス、2-EHAの生産能力倍増へ
化学 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】独化学大手BASFと国営石油ペトロナスの合弁会社、BASFペトロナス・ケミカルズ(BPC)は13日、合成潤滑油や可塑剤の原料となるアクリル酸2-エチルヘキシル(2-EHA)の生産能力を増強すると発表した。パハン州クアンタンの工場で、2024年までに年産能力を6万トンに倍増させる計画。需要が伸びているアジア太平洋地域で供給を拡大する。
同社は2-EHAの需要について、白物家電の合成潤滑油向けや、安全ガラスに使う樹脂フィルムの可塑剤向けで引き合いが強まっていると説明した。今回の生産増強は、高付加価値製品を強化する同社の戦略に沿ったもので、ペトロナスが近隣で運営する化学工場と連携しながら効率的に生産するとしている。
BPCにはBASFが60%、ペトロナス傘下のペトロナス・ケミカルズ・グループ(PCG)が40%を出資。BASFはドイツ西部ルートヴィヒスハーフェンの石油化学拠点でも2-EHAを生産している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同社は2-EHAの需要について、白物家電の合成潤滑油向けや、安全ガラスに使う樹脂フィルムの可塑剤向けで引き合いが強まっていると説明した。今回の生産増強は、高付加価値製品を強化する同社の戦略に沿ったもので、ペトロナスが近隣で運営する化学工場と連携しながら効率的に生産するとしている。
BPCにはBASFが60%、ペトロナス傘下のペトロナス・ケミカルズ・グループ(PCG)が40%を出資。BASFはドイツ西部ルートヴィヒスハーフェンの石油化学拠点でも2-EHAを生産している。
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