【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局の発表によると、2021年第2四半期のオンライン上の求人数は9万502件となり、前四半期比で0.3％増えた。20年第2四半期を底に4四半期連続で増加。20年第1四半期以降で最多となった。ただ、求人広告を出した企業の数は1万7018社にとどまり、5.8％減少した。

　4つの大手求人サイトからデータを集め、分析した。業種別の求人数は、法律・会計や研究関連の業務などを含む「専門・科学・技術サービス業」が1万6787件で最多。これに◆製造業＝1万6347件◆卸小売業＝1万6201件◆金融・保険＝7277件◆宿泊・食品サービス＝3150件◆情報通信＝2661件――が続いた。製造業の求人数は前四半期比で7.2％増えた。

　地域別ではクアラルンプールが4万2163件で最も多く、首都圏のセランゴール州が1万7696件で続いた。


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