【亜州ビジネス編集部】DRBハイコム傘下の国産車メーカー、プロトンは3日、2022年1〜10月の販売台数が前年同期比33.6％増の11万5366台（輸出含む）となり、10カ月で21年通期の11万4708台を超えたと発表した。1〜10月としては14年以降で最高。市場シェアは19.9％で2位だった。

　モデル別ではAセグメントセダン「サガ」が4万5865台で最高。この部門では2位だった。次いで多かったのはBセグメントのスポーツ多目的車（SUV）「X50」の3万3193台で、この部門首位。CセグメントSUV「X70」も1万5536台とこの部門2位で、19年12月に参入したSUV部門が好調となっている。

　10月の販売は1万3013台。前年同月比で2.6％減、前月比で12.5％減だった。シェアは21.1％で2位だった。

　一方、輸出は10月に416台で、1〜10月は4741台と13年以降で最高。モデル別ではサガが2106台で最も多く、X70が1608台で続いた。

　同社は10月の国内新車販売が3カ月連続となる6万台超えになったと推計。通年では過去最高を記録するとみている。


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