ニュース 2022/03/01 20:59
マレーシア:21年の平均昇給率3.2%、教育職などけん引
経済・統計 労働 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】人材紹介サイト運営のジョブストリートがこのほど発表した給与動向調査で、国内では2021年の昇給率が平均3.2%だったことが分かった。教育・訓練や財務・会計の専門職で昇給率が高かった一方、新型コロナウイルス流行の影響で給与が下がった業種や職種も多かった。国営ベルナマ通信が2月28日付で伝えた。
調査は21年第1〜3四半期に実施。平均給与が下がった業界は、食品・飲料、ホテル・レストラン、建設、販売・マーケティングなどだった。年央に実施された新型コロナ対策のロックダウン(都市封鎖)や、企業内で進むデジタル化が低下の要因となった。
21年第1〜3四半期に企業が行った求人のうち、同じ職位でも前年同期に比べて給与水準が上がったケースは43%で、据え置きは19%だった。業種別では、公共部門の求人では63%が同じ職位で前年より給与が上昇。教育や消費財、運輸では求人の46%で上昇した。職種別では教育・訓練の求人の48%、情報技術(IT)と管理・人事の求人の46%でそれぞれ給与が上昇した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
調査は21年第1〜3四半期に実施。平均給与が下がった業界は、食品・飲料、ホテル・レストラン、建設、販売・マーケティングなどだった。年央に実施された新型コロナ対策のロックダウン(都市封鎖)や、企業内で進むデジタル化が低下の要因となった。
21年第1〜3四半期に企業が行った求人のうち、同じ職位でも前年同期に比べて給与水準が上がったケースは43%で、据え置きは19%だった。業種別では、公共部門の求人では63%が同じ職位で前年より給与が上昇。教育や消費財、運輸では求人の46%で上昇した。職種別では教育・訓練の求人の48%、情報技術(IT)と管理・人事の求人の46%でそれぞれ給与が上昇した。
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