【亜州ビジネス編集部】ダイハツなどが出資する国産車メーカーのプロドゥアは、2021年の新車販売目標を24万台に設定した。20年の22万163台を9％上回る数字で、19年（24万341台）の水準に戻す。乗用車の販売サービス税（SST）減免措置が21年6月末まで半年延長され、また新型コロナウイルスワクチンが普及拡大することで、販売が拡大するとみている。

　生産目標は20年の22万968台を23％上回る27万2000台に設定。21年は自動車市場全体が盛り上がるとみており、過去最高の生産台数を目指す。また生産拡大に伴い、国内からの部品調達額も過去最高となる65億リンギを見込む。

　同社の20年の国内シェアは41.6％。15年連続で首位を維持した。ザイナル・アビディン・アフマド最高経営責任者（CEO）は、顧客からのさらなる支持を得るため、販売アプローチを大きく転換する考え。近く詳細を発表する。


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