ニュース 2022/07/20 21:59
マレーシア:6月の輸出4割増、輸出入とも過去最高額更新
経済・統計 貿易 マレーシア
マレーシア統計局が20日発表した貿易統計によると、2022年6月の輸出額は前年同月比で38.8%増え、過去最高の1461億6000万リンギ(約4兆5300億円)だった。前年同月を上回るのは22カ月連続。主力の電気・電子製品や石油製品の大幅増が続いている。資源高で輸入額も過去最高額を更新し、49.3%増の1242億2920万リンギに拡大。貿易収支は219億3080万リンギの黒字だった。
輸出全体の4割近くを占める電気・電子製品は40.9%増となり、10カ月連続のプラス。シンガポール向けが65.5%増、中国向けが30.9%増と大きく伸び、全体を押し上げた。全体の1割を占めるパーム油・関連製品は価格上昇で4割増だった。ほか液化天然ガス(LNG)が2.5倍、石油製品が2.0倍、原油が1.8倍に増えた。一方、新型コロナウイルス関連特需の終息で低迷が続くゴム手袋などゴム製品は前月に続き6割の落ち込みだった。
主要国・地域への輸出額は概ね2桁の増加。シンガポール向けが71.6%増えて全体の14.4%を占め、前月に続き国別最大だった。電気・電子製品のほか、石油製品や機械・部品がけん引した。2番目に大きい中国向けは4.2%増と伸び悩み、全体に占める割合は13.7%。日本向けは55.8%増だった。
輸入は最大の電気・電子製品が37.4%増えたほか、原油が4.0倍、石油製品が2.3倍に拡大した。国別では最大の中国からが28.6%増、日本からが12.7%増だった。ロシアからの輸入は44.5%増え、全体の0.8%を占めた。
1〜6月の累計は、輸出額が前年同期比26.1%増の7391億3010万リンギ、輸入額が30.9%増の6159億9920万リンギ、貿易収支が1231億3090万リンギの黒字だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
輸出全体の4割近くを占める電気・電子製品は40.9%増となり、10カ月連続のプラス。シンガポール向けが65.5%増、中国向けが30.9%増と大きく伸び、全体を押し上げた。全体の1割を占めるパーム油・関連製品は価格上昇で4割増だった。ほか液化天然ガス(LNG)が2.5倍、石油製品が2.0倍、原油が1.8倍に増えた。一方、新型コロナウイルス関連特需の終息で低迷が続くゴム手袋などゴム製品は前月に続き6割の落ち込みだった。
主要国・地域への輸出額は概ね2桁の増加。シンガポール向けが71.6%増えて全体の14.4%を占め、前月に続き国別最大だった。電気・電子製品のほか、石油製品や機械・部品がけん引した。2番目に大きい中国向けは4.2%増と伸び悩み、全体に占める割合は13.7%。日本向けは55.8%増だった。
輸入は最大の電気・電子製品が37.4%増えたほか、原油が4.0倍、石油製品が2.3倍に拡大した。国別では最大の中国からが28.6%増、日本からが12.7%増だった。ロシアからの輸入は44.5%増え、全体の0.8%を占めた。
1〜6月の累計は、輸出額が前年同期比26.1%増の7391億3010万リンギ、輸入額が30.9%増の6159億9920万リンギ、貿易収支が1231億3090万リンギの黒字だった。
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