ニュース 2022/08/18 20:59
マレーシア:国営電力TNB、脱炭素で年2百億リンギ投資
電力 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】国営電力テナガ・ナショナル(TNB)は17日、2050年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現を後押しする「エネルギー転換計画」を推し進めるため、向こう28年にわたり年200億リンギ(約6000億円)の設備投資を行うと発表した。この投資は環境に配慮するだけでなく、50年までにEBIT(金利税引き前利益)を2倍に引き上げるとした。
太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギー事業を手がける新エネルギー部門には、50年までに70億米ドルを投じる。マレーシア国内だけでなく、海外での事業展開も加速させ、同年までに出力1万4300メガワット(MW)を目指す。
火力発電や水力発電などを手がけるTNBパワー・ジェネレーションについては、50年までに国内売上高400億リンギを目指す。海外への進出も進め、東南アジアで出力800MWを目指す。
発電以外にも、送電網や電気自動車(EV)充電所の整備などを進める。国内のEV登録台数は30年までに50万台、EV充電事業による売上高は年12億5000万リンギに上るとみており、充電所整備に向こう3年で9000万リンギを投じるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギー事業を手がける新エネルギー部門には、50年までに70億米ドルを投じる。マレーシア国内だけでなく、海外での事業展開も加速させ、同年までに出力1万4300メガワット(MW)を目指す。
火力発電や水力発電などを手がけるTNBパワー・ジェネレーションについては、50年までに国内売上高400億リンギを目指す。海外への進出も進め、東南アジアで出力800MWを目指す。
発電以外にも、送電網や電気自動車(EV)充電所の整備などを進める。国内のEV登録台数は30年までに50万台、EV充電事業による売上高は年12億5000万リンギに上るとみており、充電所整備に向こう3年で9000万リンギを投じるとしている。
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