【亜州ビジネス編集部】スウェーデン系のプレハブ住宅メーカーであるスカンジナビアンIBS（SIBS）は、向こう5年で5億リンギ（約156億円）を投じ、ペナン州の工場を拡張する。ザ・スター・オンラインなどが9月30日付で伝えた。

　ペナン・サイエンスパークにある工場を段階的に現在の2倍の規模に拡張する。具体的には、向こう5年で面積を計6万700平方メートル拡大。新たに1200人を雇用する。拡張が終われば、マレーシア国内での原料・部品買い付けが5億5200万リンギ増えるとしている。

　SIBSは2017年設立で、現在の社員数は約800人。住宅建設工程の9割を工場で終えるのが特徴で、これまでにマレーシア国内の9案件で3848戸を建設し、さらに現在は6案件を進めている。来年には輸出を開始する計画。アイルランド企業のドナルド・リビングと今年7月、同国と英国に部材を輸出することで契約を交わした。


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