【亜州ビジネス編集部】空港運営会社マレーシア・エアポート（MAHB）の発表によると、2021年4月の国内空港の旅客数は前年同月比4.7倍の63万人だった。前年同月は新型コロナウイルス対策の厳格な活動制限で大幅に落ち込んでいたため、反動で急増した。前月比では8.8％増だった。

　内訳は国際線が前年同月比で2.7倍の10万7000人、国内線が5.5倍の52万3000人。ともに前月比でもプラスだった。空港別ではクアラルンプール国際空港（KLIA）が3.9倍の22万4000人、KLIA以外の地方空港が5.2倍の40万6000人だった。

　1〜4月の全体の旅客数は前年同期比87.6％減の229万4000人。国際線は95.7％減の37万9000人、国内線は80.1％減の191万5000人だった。


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