ニュース 2019/05/31 20:59
マレーシア:通信アシアタ、5Gでファーウェイとの協力継続
通信 マレーシア
通信大手アシアタ・グループは、米国の制裁対象となっている中国の通信機器大手ファーウェイ(華為技術)について、現在行っている第5世代(5G)移動通信システム分野での協力に変わりはないと表明した。ジャマルディン・イブラヒム社長兼最高経営責任者(CEO)が5月29日、年次株主総会後の記者会見で述べた。ザ・スター・オンラインが同日付で伝えた。
アシアタ傘下の携帯電話キャリアであるセルコムは、首都圏ペタリンジャヤにある本社に「5Gイノベーションハブ」を構築することでファーウェイと協力。ファーウェイは向こう1年に必要な機材が確保されているとアシアタに伝えており、同社長兼CEOは、「今のところ機材の供給やアップグレードなどに影響があるとは聞いていない」「1年以内にファーウェイが独自技術を確立するか、米国の制裁が解除されることを望む」などと述べた。
セルコムによる5Gの商業サービス開始は2021年を予定。タッグを組むパートナーについては、「エリクソンやノキア、ファーウェイなど複数プレイヤーがおり、これらの組み合わせになるだろう。サムスンが入る可能性もある」(同社長兼CEO)。
今月初めに発表したテレノールのアジア事業との合併交渉については、向こう3〜6カ月にまとまり、来年第3四半期にも新会社が発足する見通し。持ち分比率はアシアタ43.5%に対してテレノール56.5%になる見込みだが、対等合併と同様な形で新会社を経営していく条件で交渉を進める方針。またアシアタは合併による解雇は一切しないとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
アシアタ傘下の携帯電話キャリアであるセルコムは、首都圏ペタリンジャヤにある本社に「5Gイノベーションハブ」を構築することでファーウェイと協力。ファーウェイは向こう1年に必要な機材が確保されているとアシアタに伝えており、同社長兼CEOは、「今のところ機材の供給やアップグレードなどに影響があるとは聞いていない」「1年以内にファーウェイが独自技術を確立するか、米国の制裁が解除されることを望む」などと述べた。
セルコムによる5Gの商業サービス開始は2021年を予定。タッグを組むパートナーについては、「エリクソンやノキア、ファーウェイなど複数プレイヤーがおり、これらの組み合わせになるだろう。サムスンが入る可能性もある」(同社長兼CEO)。
今月初めに発表したテレノールのアジア事業との合併交渉については、向こう3〜6カ月にまとまり、来年第3四半期にも新会社が発足する見通し。持ち分比率はアシアタ43.5%に対してテレノール56.5%になる見込みだが、対等合併と同様な形で新会社を経営していく条件で交渉を進める方針。またアシアタは合併による解雇は一切しないとしている。
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