【亜州ビジネス編集部】銅線メーカーのタウィン・ホールディングスは3月30日、子会社のシプリウム・ワイヤテクノロジー（CWT）が、米自動車部品大手アプティブからベンダーに指名されたと発表した。電気自動車（EV）の電装部品向けにケーブルを供給する見通し。

　アプティブは独BMWや米ゼネラル・モーターズ（GM）、欧州ステランティス、トヨタなどに部品を供給している。世界的な自動車部品のサプライチェーンに組み込まれたことについて、タウィンは「技術力が認められた」としている。

　CWTはケーブル生産工程の電子ビーム照射に関する技術で特許を持つ。今年1月には自動車産業の品質規格「IATF16949:2016」を取得した。


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