【亜州ビジネス編集部】空港運営会社マレーシア・エアポート（MAHB）の15日発表によると、2021年2月の国内空港の旅客数は前年同月比94.9％減の31万8000人だった。新型コロナウイルス流行の影響で大きく減少。新型コロナ対策の活動制限が1月半ばから再び強化されており、落ち込みが拡大している。

　内訳は国際線が97.5％減の7万3000人、国内線が92.6％減の24万5000人。ともに前月の旅客数を下回った。空港別では国際線の比率が高いクアラルンプール国際空港（KLIA）が96.4％減の13万1000人、KLIA以外の地方空港が92.4％減の18万7000人だった。

　1〜2月の全体の旅客数は前年同期比92.9％減の107万6000人。国際線は97.8％減の16万9000人、国内線は88.0％減の90万7000人だった。


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