【亜州ビジネス編集部】ダイハツなどが出資する国産車メーカーのプロドゥアは、7人乗りのスポーツ多目的車（SUV）「アルス」をシンガポールで販売すると発表した。アルスを輸出するのは初めて。

　アルスは2019年にマレーシアでデビュー。これまでに5万9000台を販売しており、19～20年に国内のSUV部門でシェアトップだった。エンジンは1.5リッターで、1リットル当たり15.6キロメートルの燃費性能を誇る。シンガポールでは、1997年からプロドゥア車の代理店を務めるペロコムオートが販売する。価格は車両購入権（COE）込みで9万2922シンガポールドル（約758万円）。

　プロドゥアは現在、シンガポールのほか、ブルネイ、スリランカ、モーリシャス、セイシェル、フィジー、インドネシアに自動車を輸出している。


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