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  ニュース     2022/05/30 20:58

マレーシア:物流CJセンチュリー、倉庫拡張に3.5億リンギ 無料記事

【亜州ビジネス編集部】物流サービスを手がける韓国CJ系のCJセンチュリー・ホールディングスは、2025年までに3億5000万リンギ(約102億円)を投じ、倉庫を増設する。エドウィン・イープ社長が明らかにしたもので、既に空室率が5%未満と手狭になっていることが背景にある。ニュー・ストレーツ・タイムズが30日付で伝えた。
 現在は建設地の選定を行っている段階。増設により倉庫面積を約51万平方メートルに広げる。また自動倉庫システム(AS/RS)の導入も進める方針で、入居見込みの企業と要件を詰めている。
 また今年は1200万〜1500万リンギを投じて、20〜30台あるトラック・トレーラーを再編。さらに500万リンギを投じて工場運営に使う情報技術(IT)機器やソフトウエアの刷新にも乗り出す。
 運営中の倉庫の合計面積は約41万8000平方メートルで、うち約18万6000平方メートルについては土地・建物を自社で保有。自社倉庫については新技術を積極的に取り入れ、事業効率化と利益拡大を図るとしている。
 同社の2022年第1四半期の売上高は前年同期比21.1%増の1億9747万リンギ。純利益は35.7%増の934万リンギだった。
 同社は1970年代にセンチュリー・ロジスティクスとして運送業を始め、倉庫運営などさまざまな物流ソリューションに事業の幅を広げた。2016年に韓国のCJロジスティクスが買収し、現社名に変更した。


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