【亜州ビジネス編集部】調光ガラスや調光フィルムを手掛けるチーフウエー・マレーシアは26日、調光ガラス工場の開所式を行った。国内で初の調光ガラス工場という。120万リンギ（約3500万円）を投じて建設したもので、月産能力は2000平方メートル。7割を国内に供給し、2022年の国内売上高は700万〜800万リンギを目指す。国営ベルナマ通信などが伝えた。

　工場は首都圏セランゴール州シャーアラムに立地。最新の設備を備えて生産する。既にタイとシンガポールに輸出しており、今後は欧州や中東にも輸出先を広げる。

　来月には消費者向けの販売も開始する予定。国内生産によって手頃な価格の製品を供給するとしている。同社によると、これまで国内の調光ガラスは全て東アジアや米国から輸されており、価格が高いという。


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