【亜州ビジネス編集部】ステンレス調理器具メーカーのニシン・グループは17日、電動バイクの組立生産・販売事業に参入すると発表した。中国の電動バイクメーカー、東莞市台鈴車業（TAILG）と開発・組立生産・販売での提携に向けて協議する。国内のほか、東南アジア各国での事業展開を目指すとしている。

　両社は同日、協業に向けた覚書（MOU）を締結。事業化調査を進め、3カ月以内の正式合意を目指す。ニシンはこのほどコーヒー販売事業を開始しており、同事業で移動販売に使う専用車両などを開発したい考え。

　ニシンによると、台鈴は電動バイク生産の中国大手で、75カ国に進出している。


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