ニュース 2023/02/16 20:59
マレーシア:26年に高所得国入り、4〜5%の成長維持で=経済相
経済・統計 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】aラフィジ・ラムリ経済相は15日、年率4〜5%の経済成長と安定した為替レートを維持できれば、2026年にはマレーシアが高所得国入りするとの見通しを明らかにした。ザ・スター・オンラインが15日付で伝えた。
ラフィジ氏は、23〜25年に年4〜5%の国内総生産(GDP)成長率を維持し、またリンギの対米ドルレートを現在の水準に保てれば、26年初めには1人当たりGDPが1万5200米ドルに達し、高所得国入りすると説明。成長率が5%を超える年があったり、リンギが米ドルに対して上昇すれば前倒しで到達できるとしている。
22年のGDP成長率が8.7%と前年の3.1%から大きく加速したことについてラフィジ氏は、国内経済の回復がデータに表れたと説明。ただ第4四半期に成長率が鈍化したことに加え、世界経済の成長率が22年の3.4%から2.9%に鈍化する見通しを踏まえると、新たな景気対策が求められると指摘した。
ラフィジ氏は、インフレと所得に焦点を当てて経済政策を練ると説明。来月行われる国家経済行動委員会(NEAC)に向けて、全労働者の所得増加に向けた政策案を準備すると語った。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ラフィジ氏は、23〜25年に年4〜5%の国内総生産(GDP)成長率を維持し、またリンギの対米ドルレートを現在の水準に保てれば、26年初めには1人当たりGDPが1万5200米ドルに達し、高所得国入りすると説明。成長率が5%を超える年があったり、リンギが米ドルに対して上昇すれば前倒しで到達できるとしている。
22年のGDP成長率が8.7%と前年の3.1%から大きく加速したことについてラフィジ氏は、国内経済の回復がデータに表れたと説明。ただ第4四半期に成長率が鈍化したことに加え、世界経済の成長率が22年の3.4%から2.9%に鈍化する見通しを踏まえると、新たな景気対策が求められると指摘した。
ラフィジ氏は、インフレと所得に焦点を当てて経済政策を練ると説明。来月行われる国家経済行動委員会(NEAC)に向けて、全労働者の所得増加に向けた政策案を準備すると語った。
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