ニュース 2022/03/23 20:59
マレーシア:地場CSH、中国BYDの商用EVを組み立て販売へ
自動車 電子・電気 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】不動産開発や運輸、金融などを手がけるCSHアライアンスは、中国の電池・自動車メーカー、比亜迪(BYD)の商用車の組立生産・販売を手がけることで覚書を交わしたと発表した。電気自動車(EV)タイプの車両を投入し、出資先の宅配会社などに供給する。
昨年末に設立した完全子会社のアライアンスEV(AESB)を通じて事業を展開する計画。EVバンの組み立て、販売、アフターサービス、部品販売、車体塗装を手がける。まずEVバン「T3」の取り扱いから開始する。CSHが15%出資する宅配会社ライン・クリア・エクスプレス・アンド・ロジスティクスに車両を提供することが決まっており、クアラルンプール首都圏やジョホール州、ペナン州で使われる。
CSHの幹部は、EVの普及は将来加速するとみられ、運輸業界でのポテンシャルは高いと指摘。運輸業ではEV普及率が世界でも1%にとどまるが、それだけに伸びしろはあるとした。
CSHは、車両販売だけでなく、充電所や太陽光発電、部品販売などEV分野全般で事業を広げる意向。EVの普及を後押しすることで、化石燃料の消費減少に貢献したいとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
昨年末に設立した完全子会社のアライアンスEV(AESB)を通じて事業を展開する計画。EVバンの組み立て、販売、アフターサービス、部品販売、車体塗装を手がける。まずEVバン「T3」の取り扱いから開始する。CSHが15%出資する宅配会社ライン・クリア・エクスプレス・アンド・ロジスティクスに車両を提供することが決まっており、クアラルンプール首都圏やジョホール州、ペナン州で使われる。
CSHの幹部は、EVの普及は将来加速するとみられ、運輸業界でのポテンシャルは高いと指摘。運輸業ではEV普及率が世界でも1%にとどまるが、それだけに伸びしろはあるとした。
CSHは、車両販売だけでなく、充電所や太陽光発電、部品販売などEV分野全般で事業を広げる意向。EVの普及を後押しすることで、化石燃料の消費減少に貢献したいとしている。
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