ニュース 2021/03/28 20:59
マレーシア:21年の新車販売2割増も=CGS-CIMB証券
経済・統計 自動車 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】CGS-CIMB証券は、2021年の新車販売台数が53万〜58万台となり、前年の約48万5000台から10〜20%増加するとの予想を明らかにした。新型コロナワクチン接種が2月に始まったことで、3月から経済の回復基調が強まっており、各社による新型モデル投入も相まって、新車市場が活況になるとみている。ニュー・ストレーツ・タイムズが25日付で伝えた。
上位2社の販売は、プロドゥアが20%増、プロトンが13%増になると予想。プロドゥアは3月初めに発売したスポーツ多目的車(SUV)「アティバ」の予約が8000台に上っている。またプロトンはSUVの「X50」と「X70」について納車まで3〜4カ月かかると明らかにしている。CGS-CIMB証券のアナリストであるノア・アザム氏はこうしたデータから、需要が大きく伸びており、この傾向は第2四半期以降も続くと分析している。
同氏は、自動車セクターの21年の純損益合計が前年比で40%拡大し、前年の26%減益から回復に転じると予想。金利の低下や政府による景気刺激策の実施、円や米ドルに対するリンギ高が背景にあるとしている。一方で、リンギ安や利上げ、新型コロナ再流行がダウンサイドリスクになるとみている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
上位2社の販売は、プロドゥアが20%増、プロトンが13%増になると予想。プロドゥアは3月初めに発売したスポーツ多目的車(SUV)「アティバ」の予約が8000台に上っている。またプロトンはSUVの「X50」と「X70」について納車まで3〜4カ月かかると明らかにしている。CGS-CIMB証券のアナリストであるノア・アザム氏はこうしたデータから、需要が大きく伸びており、この傾向は第2四半期以降も続くと分析している。
同氏は、自動車セクターの21年の純損益合計が前年比で40%拡大し、前年の26%減益から回復に転じると予想。金利の低下や政府による景気刺激策の実施、円や米ドルに対するリンギ高が背景にあるとしている。一方で、リンギ安や利上げ、新型コロナ再流行がダウンサイドリスクになるとみている。
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