ニュース 2023/04/02 20:59
マレーシア:地場YBSが電池製造に参入へ、米エノビックスと提携
電子・電気 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】金型やプラスチック部品製造の地場YBSインターナショナルは3月29日、リチウムイオン電池メーカーの米エノビックスと電池工場を建設することで仮合意したと発表した。YBSが電池製造に乗り出すのは初めてで、エノビックスの進出を支える。
YBSがペナン州の工業団地「ペナン・サイエンスパーク」にある生産拠点に工場を新設する。製造するのはエネルギー密度が高い3次元(3D)構造の電極を持つリチウムイオン電池で、生産ラインには最新技術を導入する計画。エノビックスによれば、製造スピードは従来型の10倍に上り、年産能力は900万個以上となるとしている。
YBSは工場用地のほか、資金調達や人材確保などを担当。現在は仮契約で、エノビックスに対する企業査定(デューデリジェンス)などを経て最終契約するとしている。同社の代表者は、電池性能や製造技術の高さ、電池市場の動向をみると業界トップを狙えるとして、エノビックスとの協業を決めたと説明した。
YBSは2002年設立で、精密金型やプラスチック部品の製造などを行う。一方、エノビックスはモノのインターネット(IoT)やモバイル機器、パソコン向けなどの電池を製造している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
YBSがペナン州の工業団地「ペナン・サイエンスパーク」にある生産拠点に工場を新設する。製造するのはエネルギー密度が高い3次元(3D)構造の電極を持つリチウムイオン電池で、生産ラインには最新技術を導入する計画。エノビックスによれば、製造スピードは従来型の10倍に上り、年産能力は900万個以上となるとしている。
YBSは工場用地のほか、資金調達や人材確保などを担当。現在は仮契約で、エノビックスに対する企業査定(デューデリジェンス)などを経て最終契約するとしている。同社の代表者は、電池性能や製造技術の高さ、電池市場の動向をみると業界トップを狙えるとして、エノビックスとの協業を決めたと説明した。
YBSは2002年設立で、精密金型やプラスチック部品の製造などを行う。一方、エノビックスはモノのインターネット(IoT)やモバイル機器、パソコン向けなどの電池を製造している。
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