【亜州ビジネス編集部】英蘭系シェル・マレーシアは、駐車場や電気自動車（EV）充電所の予約アプリを開発する地場の新興企業パークイージーの株式50％を取得することで合意した。シェルがマレーシアのテクノロジー新興企業を買収するのは初めてで、東南アジアにパークイージーのサービスを展開したい考え。ザ・スター・オンラインが3日付で伝えた。
　パークイージーは、ショッピングモールなどで前もって駐車場を確保できるスマートフォンアプリを開発。またEV充電所の時間予約も可能としている。シェルは今年第3四半期に買収手続きを終える予定。
　シェルは、買収によりパークイージーのサービスを素早く東南アジアに横展開できると説明。セオ・レー・ミン社長は、顧客へのサービス向上につながるデジタル技術には今後も積極的に投資すると述べた。


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