【亜州ビジネス編集部】DRBハイコム傘下の国産車メーカー、プロトンは、2023年2月の販売台数が前年同月比52％増の1万4033台（輸出含む）だったと発表した。前月からは20.1％増加した。市場シェアは22.7％で2位。前年同月から7.3ポイント上昇した。
　2月の販売をモデル別にみると、Aセグメントセダン「サガ」が6345台で最多。この部門では市場シェア2位だった。次いで多かったのはBセグメントのスポーツ多目的車（SUV）「X50」の3247台で、この部門首位。SUV全体でもトップだった。Bセグメントセダン「ペルソナ」は2313台で部門トップ。22年は半導体不足で大きく落ち込んだ時期があったが、足元では3カ月連続で2000台を超えた。Cセグメントの多目的車（MPV）「イグゾラ」は336台で部門首位。CセグメントSUV「X70」は981台で部門2位だった。
　1〜2月の販売台数は88％増の2万5714台。モデル別ではサガが1万1133台と最も多く、これにX50が6239台、ペルソナが4352台で続いた。
　プロトンは、22年とは異なり23年は良いスタートが切れていると説明。22年6月末に終了した販売サービス税（SST）減免の猶予措置で増えているだけでなく、減免措置が適用されなくなっても受注は堅調だとしている。


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