ニュース 2022/07/06 20:59
マレーシア:パーム油在庫が年初来で最高へ、隣国の禁輸解除で
経済・統計 農業・食品 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】マレーシアの2022年7月のパーム油在庫が直近7カ月で最高になる見通しだ。ロイター通信が業者へのアンケート調査をもとに予測したもので、7月末の在庫は171万トンとなり、前月から12%増加する見通し。インドネシアが輸出を再開したことでマレーシアの輸出が落ち込むことが要因としている。
輸出業者と業界アナリスト8人を対象にしたアンケート調査の結果をまとめた。輸出が減る一方、マレーシアの7月の生産量は158万トンと21年12月以降で最高を記録するとみられ、在庫がかさむとみている。
在庫がかさむ中で価格は低下。6月末には1カ月前から22%下落しており、採算が合わないとして一時的に稼働を停止するパーム搾油業者も出ている。
マレーシアのパーム油輸出は、インドネシアが食用油の国内供給を充足させるため輸出を禁止した4月28日以降にとりわけ好調だった。ただインドネシアが禁輸を解除した5月23日以降に減速。6月の輸出量は前月比10%減の122万トンに落ち込んだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
輸出業者と業界アナリスト8人を対象にしたアンケート調査の結果をまとめた。輸出が減る一方、マレーシアの7月の生産量は158万トンと21年12月以降で最高を記録するとみられ、在庫がかさむとみている。
在庫がかさむ中で価格は低下。6月末には1カ月前から22%下落しており、採算が合わないとして一時的に稼働を停止するパーム搾油業者も出ている。
マレーシアのパーム油輸出は、インドネシアが食用油の国内供給を充足させるため輸出を禁止した4月28日以降にとりわけ好調だった。ただインドネシアが禁輸を解除した5月23日以降に減速。6月の輸出量は前月比10%減の122万トンに落ち込んだ。
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