ニュース 2022/06/22 21:59
ベトナム:公的債務のGDP比、30年まで60%未満維持へ
経済・統計 政策・政治 ベトナム
政府は、公的債務残高の国内総生産(GDP)比を2030年まで60%未満に抑える方針だ。21〜30年の社会経済開発計画に盛り込んだもので、対外債務の割合も引き下げ、財務健全化を図る。ベトナムニュースが22日付で伝えた。
30年までにはまた、政府債と対外債務の残高をそれぞれGDPの50%未満、45%未満に抑える。歳入に占める債務返済額の割合は25%未満とする方針。
公的債務残高は16年にGDP比で63.7%とピークに達し、その後は減少。新型コロナウイルス流行の影響で20年末には55.9%に高まったが、21年末には43.1%に下がった。政府債に占める対外債務の割合は11年に61%に達したが、21年末には33%に下がった。返済期限も順守しており、22年5月には米格付け会社S&Pグローバル・レーティングスがベトナムの信用格付けを「BB」から「BBプラス」に引き上げるなど、信用が高まっている。
なお政府は、21〜30年のGDP成長率目標を年平均7%に設定。1人当たりGDPは30年までに7500米ドルを目指す。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
30年までにはまた、政府債と対外債務の残高をそれぞれGDPの50%未満、45%未満に抑える。歳入に占める債務返済額の割合は25%未満とする方針。
公的債務残高は16年にGDP比で63.7%とピークに達し、その後は減少。新型コロナウイルス流行の影響で20年末には55.9%に高まったが、21年末には43.1%に下がった。政府債に占める対外債務の割合は11年に61%に達したが、21年末には33%に下がった。返済期限も順守しており、22年5月には米格付け会社S&Pグローバル・レーティングスがベトナムの信用格付けを「BB」から「BBプラス」に引き上げるなど、信用が高まっている。
なお政府は、21〜30年のGDP成長率目標を年平均7%に設定。1人当たりGDPは30年までに7500米ドルを目指す。
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