【亜州ビジネス編集部】HSBC銀行は、マレーシア国内の13支店を12月31日付で閉鎖すると発表した。デジタルバンキングを強化する一方で実店舗をスリム化する方針の一環。首都圏セランゴール州のスンガイブローや同ゴンバック、サラワク州ビントゥル、ラブアンなどの店舗を閉鎖し、顧客口座は近隣の支店に移管する。
　公式サイトによれば、HSBC銀行はマレーシアに現在67支店を展開。13店閉鎖することで54店体制となる。
　ザ・エッジ・マーケッツによれば、HSBCはマレーシアでデジタルバンキングの強化に注力。2021〜23年には同分野に4000万米ドルを投じる。


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