ニュース 2022/03/28 20:58
マレーシア:国産車プロトン、ペラ州の工場で太陽光発電拡充
自動車 電力 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】DRBハイコム傘下の国産車メーカー、プロトンは、ペラ州タンジュンマリムの自社工場で太陽光パネルによる発電能力を強化したと発表した。敷地内の完成車駐車場の屋根に両面受光型の太陽光パネルを2万544枚設置。ピーク時の出力は9メガワット(MW)で、工場屋根上にあるパネルと合わせて12MWとした。合計で工場の消費電力の25%を賄える規模としている。
完成車駐車場の面積は約9万4700平方メートルで、2880台の駐車が可能新たに設置した屋根に太陽光パネルを敷き詰めた。駐車場の太陽光発電施設としては国内で最大という。パネルは両面受光型で、直射日光だけでなく地面や駐車車両の反射光からも発電できる。二酸化炭素(CO2)の排出量を年間1万1536トン削減し、電気料金を年585万リンギ(約1億7000万円)節約できる見通し。
同社は工場のCO2削減に向けた取り組みを2015年に開始。最初の2年間はエネルギー消費状況の把握・分析を進め、第2期には照明のLED(発光ダイオード)化や、冷却装置の省電化に努めた。第3期は水道システムの省エネ化、第4期は太陽光パネルの設置を実施。今後の第5期では人工知能(AI)とビッグデータ分析でより緻密に計算した消費電力予想に基づき、省電力化をさらに進めるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
完成車駐車場の面積は約9万4700平方メートルで、2880台の駐車が可能新たに設置した屋根に太陽光パネルを敷き詰めた。駐車場の太陽光発電施設としては国内で最大という。パネルは両面受光型で、直射日光だけでなく地面や駐車車両の反射光からも発電できる。二酸化炭素(CO2)の排出量を年間1万1536トン削減し、電気料金を年585万リンギ(約1億7000万円)節約できる見通し。
同社は工場のCO2削減に向けた取り組みを2015年に開始。最初の2年間はエネルギー消費状況の把握・分析を進め、第2期には照明のLED(発光ダイオード)化や、冷却装置の省電化に努めた。第3期は水道システムの省エネ化、第4期は太陽光パネルの設置を実施。今後の第5期では人工知能(AI)とビッグデータ分析でより緻密に計算した消費電力予想に基づき、省電力化をさらに進めるとしている。
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