ニュース 2021/12/08 20:58
マレーシア:ケリントン、特殊ガス供給で大型契約
化学 電子・電気 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】電子・半導体メーカー向けに工業用ガスソリューションを提供するケリントン・グループは6日、シンガポールの100%子会社ケリントン・エンジニアリングが同国で特殊ガス供給のパッケージ契約を受注したと発表した。契約額は8500万リンギ(約22億8500万円)。
受注元の社名は明らかにしていないが、世界的な半導体メモリーメーカーという。ケリントンは、製造工程で使われる特殊ガス設備の設計から、供給、配送、設置、試験、引き渡しまでを請け負う。年内に作業を開始し、2023年8月の引き渡しを目指す。
ケリントンは今年、総額8億9100万リンギの新規受注を取り付けた。世界的な半導体不足の中、設備を増強するメーカーが相次いでおり、特に中国、マレーシア、シンガポールからの受注が多いという。
同社の今年1〜9月の売上高は前年同期比29.7%増の3億3758万リンギで、純利益は117.6%増の2086万リンギ。マレーシア事業は新型コロナウイルス流行に伴う全国的なロックダウン(都市封鎖)の影響で6月初めから8月半ばまで停止したが、9月からフル稼働に戻った。中国とシンガポールの事業は安定しているという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
受注元の社名は明らかにしていないが、世界的な半導体メモリーメーカーという。ケリントンは、製造工程で使われる特殊ガス設備の設計から、供給、配送、設置、試験、引き渡しまでを請け負う。年内に作業を開始し、2023年8月の引き渡しを目指す。
ケリントンは今年、総額8億9100万リンギの新規受注を取り付けた。世界的な半導体不足の中、設備を増強するメーカーが相次いでおり、特に中国、マレーシア、シンガポールからの受注が多いという。
同社の今年1〜9月の売上高は前年同期比29.7%増の3億3758万リンギで、純利益は117.6%増の2086万リンギ。マレーシア事業は新型コロナウイルス流行に伴う全国的なロックダウン(都市封鎖)の影響で6月初めから8月半ばまで停止したが、9月からフル稼働に戻った。中国とシンガポールの事業は安定しているという。
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