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  ニュース     2022/07/26 20:58

マレーシア:エリクソン、ア太地域の5G機器生産ハブに選定 無料記事

【亜州ビジネス編集部】スウェーデンの通信機器大手エリクソンは、アジア太平洋地域での第5世代(5G)通信機器生産の中心拠点としてマレーシアを選定した。マレーシア・スリランカ・バングラデシュ事業のデビッド・ヘイゲルブロ最高経営責任者(CEO)がこのほどイスマイルサブリ首相との会談で明らかにしたもので、インフラの整備度合いや高度人材の豊富さが決め手としている。
 マレーシアでは9月までに最新の5G機器の生産を開始する計画。アジア太平洋地域でエリクソンが5G機器を生産するのは初となる。今後はマレーシアを5G生産の中心拠点にする方針のもと、投資を拡大する。
 物流や保守サービス、人材育成などにも投資を行う。クアラルンプール国際空港(KLCI)内には域内の物流ハブを整備。首都圏セランゴール州シャーアラムには保守サービスセンターを設置する。また2016年から5G研究で協力するマレーシア工科大学(UTM)とともに、デジタル化やインダストリー4.0(第4次産業革命)向けの高度人材育成事業を実施。年間に1200人を輩出する。


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