ニュース 2022/10/19 23:59
マレーシア:9月の新車販売6.8万台、前月から横ばい
経済・統計 自動車 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】マレーシア自動車協会(MAA)が発表した2022年9月の国内新車販売台数は、前年同月比53.0%増の6万7659台だった。前年同月は新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)明けで低調だったことから大幅な反動増だが、6月の3190%増、7月の552.4%増に比べると増加率が下がっている。前月比ではほぼ横ばいの0.1%増だった。18日付各紙が伝えた。
内訳をみると、乗用車が前年同月比57.0%増の6万60台、商用車が27.3%増の7599台だった。
22年1〜9月の販売台数は51万6798台となり、前年同期を62.1%上回った。乗用車は61.5%増の45万7160台、商用車は66.2%増の5万9638台だった。
MAAは、10月の販売が9月と同水準になると予想。半導体などの部品不足が続くとみている。一方、ケナンガ・リサーチは金利上昇が自動車販売を下押しすると予想。マレーシア中央銀行が11月に翌日物政策金利(OPR)をさらに0.25ポイント引き上げて2.75%にすれば、1年で1.00ポイントの利上げとなり、小型ハッチバック「マイヴィ」(車体価格6万リンギ=約190万円)を5年ローンで購入する場合は月額返済額が4.6%増えると試算した。
MAAは22年の年間予測を63万台とし、前年を23.8%上回る水準に設定。国内経済の回復や各社の新モデル投入などが寄与するとの見方を示している。
■生産台数も前月から横ばい
9月の国内の自動車生産台数は6万9389台だった。前月(6万9378台)と同水準で、工場の稼働が低かった前年同月からは50.9%増えた。
1〜9月の生産台数は前年同期比67.4%増の50万8761台だった。乗用車は67.3%増の47万1107台、商用車は68.3%増の3万7654台となっている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
内訳をみると、乗用車が前年同月比57.0%増の6万60台、商用車が27.3%増の7599台だった。
22年1〜9月の販売台数は51万6798台となり、前年同期を62.1%上回った。乗用車は61.5%増の45万7160台、商用車は66.2%増の5万9638台だった。
MAAは、10月の販売が9月と同水準になると予想。半導体などの部品不足が続くとみている。一方、ケナンガ・リサーチは金利上昇が自動車販売を下押しすると予想。マレーシア中央銀行が11月に翌日物政策金利(OPR)をさらに0.25ポイント引き上げて2.75%にすれば、1年で1.00ポイントの利上げとなり、小型ハッチバック「マイヴィ」(車体価格6万リンギ=約190万円)を5年ローンで購入する場合は月額返済額が4.6%増えると試算した。
MAAは22年の年間予測を63万台とし、前年を23.8%上回る水準に設定。国内経済の回復や各社の新モデル投入などが寄与するとの見方を示している。
■生産台数も前月から横ばい
9月の国内の自動車生産台数は6万9389台だった。前月(6万9378台)と同水準で、工場の稼働が低かった前年同月からは50.9%増えた。
1〜9月の生産台数は前年同期比67.4%増の50万8761台だった。乗用車は67.3%増の47万1107台、商用車は68.3%増の3万7654台となっている。
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