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  ニュース     2022/05/09 20:59

マレーシア:国産車プロトンの4月販売4割減、半導体不足で低調 無料記事

【亜州ビジネス編集部】DRBハイコム傘下の国産車メーカー、プロトンは6日、2022年4月の販売台数が前年同期比41.1%減の8839台だったと発表した。半導体不足で生産が遅れており、前月からも32.2%減少した。市場シェアは15.6%で、2位を維持した。
 モデル別にみると、Bセグメントのスポーツ多目的車(SUV)「X50」は1554台、CセグメントのSUV「X70」は1530台、Cセグメントの多目的車(MPV)「イグゾラ」は301台で、それぞれの部門で国内首位だった。最も売れたのはAセグメントセダン「サガ」で4579台。この部門で2位だった。
 1〜4月の販売台数は3万5545台。市場シェアは17.0%だった。モデル別で最も多かったのはサガの1万4028台で、これにX50が8730台、X70が5768台で続いた。
 4月の輸出台数は456台。1〜4月では1573台で、前年同期を109.7%上回った。輸出先はパキスタンの1050台が最大で、エジプトが172台、ブルネイが138台で続いた。
 販売会社プロトン・エダルのロスラン・アブドゥラ最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルス発生から2年が経過し、自動車需要は戻っている一方で、世界的に半導体が不足していると指摘。全力を挙げて半導体の確保に努めており、5〜6月の生産分は問題ないとした。ただし5〜6月に契約した車両については納車時期が7月1日以降になると先日発表している。


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