ニュース 2022/05/09 20:59
マレーシア:OMホールディングス、合金事業を完全買収
鉱業・金属 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】資源開発のOMホールディングス(本社:シンガポール)は、サラワク州の合金事業を完全買収すると発表した。合弁相手で同州を本拠とするコングロマリット(複合企業)のチャヤマタ・サラワクから2社の株式25%を計1億2000万米ドルで取得する。
合金生産子会社のOMマテリアルズ(サラワク)と、同子会社向けに管理サービスなどを手掛けるOMマテリアルズ(サマラジュ)を完全子会社化する。今月末までに正式契約を結ぶ見通し。
OMサラワクは2010年設立。州内に製錬所を構え、年産能力は鉄とシリコンの合金であるフェロシリコンが20万トン超、マンガン合金が25万〜30万トン。また、年産25万トンの焼結プラントも有する。今年初めの現地報道によると、同社はフェロシリコンの電炉の一部を廃炉し、半導体などに使われる金属シリコンの生産に乗り出す方針。年内の生産開始を計画している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
合金生産子会社のOMマテリアルズ(サラワク)と、同子会社向けに管理サービスなどを手掛けるOMマテリアルズ(サマラジュ)を完全子会社化する。今月末までに正式契約を結ぶ見通し。
OMサラワクは2010年設立。州内に製錬所を構え、年産能力は鉄とシリコンの合金であるフェロシリコンが20万トン超、マンガン合金が25万〜30万トン。また、年産25万トンの焼結プラントも有する。今年初めの現地報道によると、同社はフェロシリコンの電炉の一部を廃炉し、半導体などに使われる金属シリコンの生産に乗り出す方針。年内の生産開始を計画している。
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