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  ニュース     2022/09/11 20:59

マレーシア:7月の鉱工業生産12%増、11カ月連続プラス 無料記事

【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局が9日発表した2022年7月の鉱工業生産指数(IPI)は、前年同月比で12.5%上昇した。11カ月連続で前年同月を上回り、伸び率は前月の12.1%から加速。前年同月に新型コロナウイルス対策の活動制限の影響で低迷していた反動があり、製造業と電力が前月に続き2桁の上昇となった。
 産業別ではいずれもプラスとなり、製造業(14.9%上昇)が12カ月連続、電力(13.2%上昇)が11カ月連続、鉱業(3.2%上昇)が2カ月連続で前年同月を上回った。
 製造業では前月と同じく7分野すべてで指数が上昇。うち自動車を含む輸送機器(73.6%上昇)は前年同月の工場閉鎖の反動があって大きく拡大した。主力の電気・電子製品(17.3%上昇)は11カ月連続で2桁の上昇。電子製品(18.4%)の伸びがけん引している。
■製造業売上高24%増
 統計局が同日発表した22年7月の製造業売上高は、前年同月比23.8%増の1484億リンギ(約4兆7400億円)だった。増加は26カ月連続で、7分野すべてが2桁のプラス。電気・電子製品(26.1%増)の好調が続いているほか、輸送機器(39.4%増)で反動増があった。
 製造業の従業員数は4.1%増の230万906人。支払われた労賃は7.1%増の77億860万リンギ(1人当たり3350リンギ)だった。


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