【亜州ビジネス編集部】スウェーデンの重機・建機メーカー、サンドビックは、マレーシアに工場進出する。1億4800万リンギ（約44億円）を投じる計画で、世界的に需要が高まる電動タイプの鉱業用重機を中心に製造する。

　ヌグリスンビラン州の工業団地「センダヤンテックバレー」に工場を建設する。工場面積は8000平方メートル。今年第4四半期に開所する計画で、その後拡張する。電動の坑内用ローダーやトラックを中心に製造するほか、軽油を燃料とするエンジンタイプのローダーやトラックも製造する。

　同社の代表者は、生産能力を超える受注が入っていることからマレーシアでの工場新設を決めたと説明。開所により、電動とエンジンタイプの重機を柔軟に製造できるとしている。


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