ニュース 2022/11/10 20:59
マレーシア:国産車プロトン、自社ブランドEVを27年発売へ
自動車 電子・電気 マレーシア
DRBハイコム傘下の国産車メーカー、プロトンは、自社ブランドの電気自動車(EV)の生産・販売を2027年に開始する計画だ。ロスラン・アブドゥラ副最高経営責任者(CEO)が述べたもので、パートナー候補の企業と実現に向けて協議を進めているという。国営ベルナマ通信が9日付で伝えた。
同副CEOは、EV事業のロードマップ(行程表)策定を10年前に始めたが、市場規模の小ささや技術的な問題から参入に至らなかったと説明。ただ状況はめまぐるしく変化し、向こう5年には最適なEV技術を選択できるほど産業が発展し、消費者のEVに対する見方も変わると見込まれるため、自社ブランドのEV立ち上げを実現するとした。
自社ブランドEVの投入前には、大株主の吉利汽車が出資する中国のEVメーカー、スマート・オートモービル(智馬達汽車)のEVを販売する計画。マレーシアとタイで販売すると今年8月に発表している。
同副CEOは、マレーシアでEVが普及するためには政府のさらなる支援が必要と指摘。EVなど新エネルギー車(NEV)の販売は年初来で前年同期比3.4%の1万3800台とやや伸びたが、その多くがハイブリッド車(HV)で、EVは少ないとした。車体価格や充電所、人材、関連技術への投資などの面で乗り越えるべき課題は多く、政府の後押しが必要としている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同副CEOは、EV事業のロードマップ(行程表)策定を10年前に始めたが、市場規模の小ささや技術的な問題から参入に至らなかったと説明。ただ状況はめまぐるしく変化し、向こう5年には最適なEV技術を選択できるほど産業が発展し、消費者のEVに対する見方も変わると見込まれるため、自社ブランドのEV立ち上げを実現するとした。
自社ブランドEVの投入前には、大株主の吉利汽車が出資する中国のEVメーカー、スマート・オートモービル(智馬達汽車)のEVを販売する計画。マレーシアとタイで販売すると今年8月に発表している。
同副CEOは、マレーシアでEVが普及するためには政府のさらなる支援が必要と指摘。EVなど新エネルギー車(NEV)の販売は年初来で前年同期比3.4%の1万3800台とやや伸びたが、その多くがハイブリッド車(HV)で、EVは少ないとした。車体価格や充電所、人材、関連技術への投資などの面で乗り越えるべき課題は多く、政府の後押しが必要としている。
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