【亜州ビジネス編集部】総合物流サービスの地場シンファは、首都近郊のセランゴール州シャーアラムに新たな物流センターを開所した。投資額は1億リンギ（約28億円）。電子商取引（EC）普及で物流需要が高まる中、倉庫スペースを増やす。
　南北高速セントラルリンク（ELITE）沿いに地上3階建ての倉庫と7階建てのオフィス棟を建設した。倉庫面積は約2万7870平方メートル。倉庫の各フロアをコンベヤーで繋ぎ、作業効率を高めた。ECで商品が注文されてから顧客に商品が届くまで必要な業務全般を請け負う「フルフィルメントサービス」を提供する。
　同社は2007年に物流事業に参入。倉庫は国内に8カ所あり、ジョホール州に5カ所、セランゴール州のシャーアラムとクラン、東部沿岸のパハン州クアンタンに1カ所ずつ持つ。


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