ニュース 2022/09/21 20:59
マレーシア:医療用具メンリッケ、ケダ州で手術用手袋の新工場開所
ゴム・プラスチック マレーシア
【亜州ビジネス編集部】スウェーデンの医療用具大手メンリッケヘルスケアは20日、ケダ州クリムに手術用ゴム手袋工場を開所したと発表した。5000万ユーロ(約72億円)を投じたもので、マレーシアで生産拡大を図る。
同社はマレーシアで手術用手袋の工場を4カ所操業。うち2カ所はクリムにあり、1カ所を今回完成した新工場に移転した。新工場はクリム・ハイテク工業団地(KHTP)の3万1000平方メートルの敷地を利用。開所によりマレーシアでの手術用手袋の生産能力を6割増強した。
新工場には、仏エネルギー大手エンジーの協力で屋根上に太陽光パネルを設置した。2050年までにグループ全体で温暖化ガス排出量を実質的にゼロにする「カーボンニュートラル」を目指す戦略の一環。また環境事業を手がける仏ヴェオリアの協力で、最新の産業用水システムを設置した。リサイクルなどにより水使用量を半減できるという。
メンリッケは1916年設立。手術用品や創傷管理製品を製造し、100カ国以上で販売している。マレーシアには1990年に進出した。当初は300人体制でクリム工場を操業していたが、現在は新工場を合わせ4工場、2900人体制で製造している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同社はマレーシアで手術用手袋の工場を4カ所操業。うち2カ所はクリムにあり、1カ所を今回完成した新工場に移転した。新工場はクリム・ハイテク工業団地(KHTP)の3万1000平方メートルの敷地を利用。開所によりマレーシアでの手術用手袋の生産能力を6割増強した。
新工場には、仏エネルギー大手エンジーの協力で屋根上に太陽光パネルを設置した。2050年までにグループ全体で温暖化ガス排出量を実質的にゼロにする「カーボンニュートラル」を目指す戦略の一環。また環境事業を手がける仏ヴェオリアの協力で、最新の産業用水システムを設置した。リサイクルなどにより水使用量を半減できるという。
メンリッケは1916年設立。手術用品や創傷管理製品を製造し、100カ国以上で販売している。マレーシアには1990年に進出した。当初は300人体制でクリム工場を操業していたが、現在は新工場を合わせ4工場、2900人体制で製造している。
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