ニュース 2022/10/06 20:59
マレーシア:国産車プロトンの1〜9月販売4割増、10万台超え
自動車 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】DRBハイコム傘下の国産車メーカー、プロトンは5日、2022年1〜9月の販売台数が10万2353台となり、前年同期から40.2%増加したと発表した。年間販売が10万台を超えるのは4年連続となり、前年より2カ月前倒しで達成した。年初から累計の市場シェアは20.1%で、22年に入って初めて20%を超えた。
9月の販売は前月比6.3%減の1万4872台。市場シェアは23.8%で、ダイハツなどが出資する国産車メーカーのプロドゥアに次ぐ2位だった。第3四半期は4万2229台で、四半期としては年初来で最高だった。
ロスラン・アブドゥラ副最高経営責任者(CEO)は、第3四半期に販売が回復した理由について、以前まで新型コロナウイルス流行や洪水、半導体不足で停滞していた生産が回復してきたためと説明。とりわけAセグメントセダン「サガ」やBセグメントのスポーツ多目的車(SUV)「X50」で回復が顕著とした。
9月のモデル別販売は、X50が4517台で、4カ月連続で4000台を超えた。サガは6442台で、21年末の洪水の影響で76台に落ち込んだ1月から大幅に回復した。
同副CEOは、自動車ローンを提供するプロトン・コマースも販売増に貢献していると指摘。9月には自動車ローンの成約件数が2872件と、3月を上回って年初来で最高となった。同副CEOは、マレーシア中央銀行が5〜9月に政策金利を0.75%引き上げる中、消費者は最適なローンパッケージを模索しており、プロトン・コマースはニーズに合うパッケージを提供していると話している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
9月の販売は前月比6.3%減の1万4872台。市場シェアは23.8%で、ダイハツなどが出資する国産車メーカーのプロドゥアに次ぐ2位だった。第3四半期は4万2229台で、四半期としては年初来で最高だった。
ロスラン・アブドゥラ副最高経営責任者(CEO)は、第3四半期に販売が回復した理由について、以前まで新型コロナウイルス流行や洪水、半導体不足で停滞していた生産が回復してきたためと説明。とりわけAセグメントセダン「サガ」やBセグメントのスポーツ多目的車(SUV)「X50」で回復が顕著とした。
9月のモデル別販売は、X50が4517台で、4カ月連続で4000台を超えた。サガは6442台で、21年末の洪水の影響で76台に落ち込んだ1月から大幅に回復した。
同副CEOは、自動車ローンを提供するプロトン・コマースも販売増に貢献していると指摘。9月には自動車ローンの成約件数が2872件と、3月を上回って年初来で最高となった。同副CEOは、マレーシア中央銀行が5〜9月に政策金利を0.75%引き上げる中、消費者は最適なローンパッケージを模索しており、プロトン・コマースはニーズに合うパッケージを提供していると話している。
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