詳細
検索
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

  ニュース     2022/11/20 20:59

マレーシア:1人当たり労働生産性、3Qは10.1%上昇 無料記事

【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局の17日発表によると、2022年第3四半期の労働者1人当たりの労働生産性は前年同期比で10.1%上昇した。上昇は4四半期連続で、前四半期(5.5%上昇)から伸びが加速。前年同期に新型コロナウイルス対策の影響で大きく落ち込んでいた反動があり、大幅な上昇となった。算出に用いる国内総生産(GDP)は14.2%増、労働者数は3.6%増だった。
 産業別の1人当たり労働生産性は、全5業種でプラス。製造業(8.2%上昇)と建設業(14.9%上昇)、サービス業(11.4%上昇)は前四半期から伸びが加速し、前四半期にマイナスだった農業(1.8%上昇)と鉱業・採石業(8.8%上昇)はプラス転換した。
 労働1時間当たりの労働生産性は3.8%上昇。5業種のうち製造業(1.4%上昇)とサービス業(6.0%上昇)、鉱業・採石業(4.2%上昇)で前年を上回ったものの、建設業(2.1%低下)と農業(0.9%低下)はマイナスだった。労働時間は10.0%増えた。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース

関連マクロ統計