【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局は、2021年第4四半期の外国直接投資（FDI）純流入額が前四半期比92.3％増の246億9000万リンギ（約6814億円）だったと発表した。プラスは2四半期連続。

　産業別の内訳は、製造業が118億リンギ、サービス業が103億リンギ、鉱業・採石業が23億リンギなど。国・地域別では米国が121億リンギで最大となり、これにオランダが35億リンギ、韓国が29億リンギで続いた。

■海外への直接投資は純流出に

　21年第4四半期のマレーシアから海外への直接投資（DIA）は150億600万リンギの純流出だった。純流出に転じるのは2四半期ぶり。

　産業別の純流出額はサービス業が133億リンギ、建設業が90億リンギ、製造業が40億リンギなど。国別ではオランダへの投資が59億リンギで最も大きく、これにスイスの52億リンギ、カナダの16億リンギが続いた。


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