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  ニュース     2021/02/18 20:59

マレーシア:1人当たり労働生産性、4Qは2.9%低下 無料記事

【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局の発表によると、2020年第4四半期の労働者1人当たりの労働生産性は前年同期比で2.9%低下した。前四半期(2.2%低下)から下げ幅が拡大。新型コロナウイルス対策の活動制限が強化され、経済成長率の落ち込みが加速したことで生産性が悪化した。労働者数は0.6%減少した。
 産業別の1人当たり労働生産性は、製造業で3.2%上昇し、前四半期(3.7%上昇)から減速。電気・電子(8.0%上昇)や輸送機器・その他(10.6%上昇)の分野では高い伸びを維持したものの、動植物性油脂(8.5%低下)などの分野で前年を割り込んだ。サービス業は4.9%低下し、前四半期(3.9%低下)から悪化。建設業(8.4%低下)はマイナスだったものの、改善に向かっている。
 一方、労働1時間当たりの労働生産性は、前年同期比で0.8%低下。少なくとも16年以降で初のマイナスとなった。経済成長率の下落幅が大きかった。


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