【亜州ビジネス編集部】ダイハツなどが出資する国産車メーカーのプロドゥアは、2022年11月の販売台数が前年同月比40.9％増、前月比10.6％増の2万8592台となり、月次として過去最高を記録したと発表した。高まる需要に生産ピッチを上げて対応したことが奏功しており、年初からの累計では通年目標の24万7800台を超えた。
　モデル別では4ドアセダン「ベザ」が8089台で最多。これに小型ハッチバック「マイヴィ」が6624台、5ドアハッチバック「アジア」が5812台で続いた。
　1〜11月の販売台数は前年同期比50.0％増の25万795台となり、年次で初めて25万台を超えた。6月末に終了した販売サービス税（SST）の減免措置について政府が猶予措置を設けたことで受注残が多く、生産ピッチを上げることで記録的な販売となっている。
　ザイナル・アビディン・アフマド社長兼最高経営責任者（CEO）は、SST免除の対象となる車両については全て、期限の23年3月末までに納車すると意気込みを見せている。


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