【亜州ビジネス編集部】自動車部品メーカーのEPマニュファクチャリング（EPMB）は17日、国営電力テナガ・ナショナル（TNB）傘下のテナガ・スイッチギアと、マレーシアを含む東南アジア全域を対象に、電動二輪車向けの電池交換ステーションと関連インフラを展開することで提携覚書（MOU）を結んだ。ニュー・ストレーツ・タイムズが同日報じた。
　双方は電池と電池交換ステーションの生産現地化を目指す。また、目標市場において電池交換ステーションとインフラネットワークを結合する可能性を探り、テナガ・スイッチギアの地域のネットワークを介しての電池交換ステーション展開を狙う。
　EPMBは中国の電動バイクメーカー、シャークガルフ・テクノロジーズ・グループ（鯊湾科技）との提携を通じて、マレーシアなどで電動二輪車の組み立て生産に取り組んでいる。
　テナガ・スイッチギアは1994年の設立。最近、電気自動車（EV）用充電設備や電池交換インフラ分野に進出している。


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