【亜州ビジネス編集部】台湾・緯創集団傘下のサーバー製造大手、緯穎科技服務（ウィイン）は27日、ジョホール州でプリント基板（PCB）の組立工場を着工したと発表した。投資額は3億リンギ（約92億円）で、完成後は1100人を雇用する。国営ベルナマ通信が同日付で伝えた。
　完成時期などの詳細は明らかになっていないが、データセンター（DC）向けのPCBを製造し、アジア太平洋地域に出荷する。
　ウィインが同州に工場を建設するのは2カ所目。昨年10月には2億リンギを投じてサーバーラックの製造工場を建設すると発表した。敷地面積は4806万平方メートル。23年の生産開始を予定している。


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