【亜州ビジネス編集部】調査会社の米IDCによると、2022年第2四半期のマレーシアのパソコン（PC）出荷台数は、前年同期比9.6％減の45万5000台だった。前年同期は新型コロナウイルス流行で巣ごもり需要が発生したが、コロナ規制緩和もあって反動減となっている。

　デスクトップPCとノートPC、ワークステーションの出荷台数を集計。デスクトップPCが7.6％増えた一方、ノートPCが15.5％減少した。ノートPCの出荷台数は新型コロナ規制が緩和され始めた21年第3四半期から落ち続けている。

　ブランド別の市場シェアは、米HPが23.7％でトップ。出荷台数は前年同期から16.7％増えた。2位は米デルで、シェアは20.7％。出荷台数は12.3％増えた。3位以下は、◆台湾エイサー＝シェア14.2％（出荷台数は前年同期比44.6％減）◆台湾エイスース（ASUS）＝11.2％（36.8％増）◆中国レノボ＝9.9％（24.2％減）――と続いた。


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