【亜州ビジネス編集部】東南アジア最大の中古車向け電子商取引（EC）サイトを運営するカーサムは、首都圏セランゴール州に大型店をオープンした。同社の実店舗としては最大規模。200台以上の中古車を展示する。ニュー・ストレーツ・タイムズが7日付で伝えた。

　ペタリンジャヤ地区に「カーサムPJオートモール」を開設した。自動車販売などを手掛けるナザ・グループの販売拠点「ナザオートモール」内に立地し、面積は9300平方メートル。中古車の試運転や購入手続き、融資手続きまでをワンストップで可能とした。また、電気自動車（EV）の充電設備も設けた。

　カーサムは2015年設立。マレーシアとインドネシア、タイ、シンガポールで事業を展開し、年間の取引台数は10万台、8億米ドルに上る。


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