【亜州ビジネス編集部】建設エンジニアリングのリザーバー・リンクは7日、ドイツ系の光学センサーメーカーであるオスラム・オプト・セミコンダクターズ（マレーシア）のケダ州の工場に太陽光発電設備を設置すると発表した。事業費は2300万リンギ（約7億円）。太陽光発電事業を手がけるシンガポールのサンシープとの合弁会社を通じて、ピーク時の出力が7.7メガワット（MW）の設備を導入する。
　合弁会社のRLサンシープ・エナジー（RLSE）が設計、施工、運営を担当。工場の屋根上や駐車場、遊休地に太陽光パネルを設ける。来年10月の完成を予定し、25年間にわたりオスラムに電力を販売する。
　RLSEは今年4月設立。資本金は100万リンギで、リザーバー・リンクが51％、サンシープが49％を出資する。受注は今回が2件目。23年末までに総出力を20MWとする目標を掲げている。


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